小矢部市議会 2021-03-12 03月12日-03号
本市の小中学校統廃合審議会の答申では、単に学校規模が小さいことをもって学びに支障が生じるとは論じられておらず、学校規模を考える上での重要な観点は、1学年に複数の学級が存在することとされており、そのことで人間関係の固定化などを防げること、学年担任が複数となり協力し合えること、また一定の集団活動が可能になることなどが示されております。
本市の小中学校統廃合審議会の答申では、単に学校規模が小さいことをもって学びに支障が生じるとは論じられておらず、学校規模を考える上での重要な観点は、1学年に複数の学級が存在することとされており、そのことで人間関係の固定化などを防げること、学年担任が複数となり協力し合えること、また一定の集団活動が可能になることなどが示されております。
一方で、学校で集団活動として行う授業は、仲間と意見を述べ合い、直接対面で交流し、心を通い合わせ、人間関係を形成する場でありまして、社会性を身につけ、協働して学習する場ともなっております。
その理由では、教育環境面では「学級活動などの学校行事において、一定の集団活動が確保される規模であること」、また「児童生徒相互に適度な切磋琢磨が生じる規模であること」が適切である。また指導体制面では、「グループ学習等、多様な指導形態をとることができる規模であること」が適切であるとされているところでございます。市といたしましても、この答申が示す判断を尊重してまいりたいと考えているところでございます。
292 ◯ 教育委員会事務局長(牧田 栄一君) 国の手引によりますと、1学年1学級で極端に学級人数が少なくなった場合、1つに、クラス内での男女比の偏りが生じやすい、2つに、球技や合唱など集団学習の実施に制約が生じる、3つに、班活動やグループ分けに制約が生じる、4つに、運動会や文化祭といった集団活動、行事の教育効果が下がるなどの教育上の課題が顕著に現れてくることから
宿泊学習は、児童生徒が級友や教員と寝食を共にしながら集団活動をすることによって、通常の家庭生活や学校生活ではできない体験を積むことに意義があります。宿泊を伴う、日常とは異なる空間で長時間にわたって行動を共にすることで互いの理解が深まり、生涯の思い出づくりとなっております。
また、望ましい学級人数につきましては、極端に学級人数が少なくなった場合、球技や合唱など集団活動の実施に制約が生じる、班活動やグループ分けに制約が生じるなど、教育上の課題が顕著に現れてくることから、市民アンケートの結果や審議会での議論などを踏まえ、1学級当たり少なくとも21人以上としております。
さらに、小規模の中学校においては、音楽における合唱や保健体育におけるバスケットボールなどの集団活動の特性に十分触れることができない、生徒の人数が限られているため、多様なニーズに応じた部活動を組織することができない、全ての教科の専門教員が配置されず、一部の教員が専門以外の教科の授業を担当しているなどの現状があります。
また、1学級に10人ほどしかいない場合にはクラス替えができないほか、実際に授業を進める上でも、音楽や体育、宿泊学習など、集団活動や行動に制約が生じることになります。
子供たちの個性と能力を育む学校は、集団活動を通して仲間とともに学ぶ中で、一人一人の成長を目指すところであります。子供たちがお互いのよさを認め合い、鍛え合って、学び合ってよりよく伸びていくためには、子供たちにとって安心して心を開ける居場所としての規模の学校・学級が準備されなければならないと。
幼児教育・保育の無償化は、令和2年度から通年での本格実施となるわけでございますが、制度開始から間もないため、各自治体での対応や個々の事業者の取扱いが異なるケースも散見されますことから、国においては、令和2年度におきまして、認可外保育施設も含めた幼児教育・保育の無償化の対象とならない多様な集団活動等への支援の在り方に関する調査事業を予定しているというふうに伺っておりまして、今後、このような調査の結果などを
その内容につきましては、学校規模の大小に伴うそれぞれのメリットとデメリットを比較検討した上で、一つは、教育環境面では、人間関係の固定化等が生じることのないよう、クラスがえができる規模であること、一定の集団活動が確保されること、適度な切磋琢磨が生じる規模であること、などを、二つには、指導体制面では、グループ学習など多様な指導形態をとることができること、などを、三つには、学校運営面では、教職員が互いに指導方法
私としては、少人数多学級制であれば、クラスがえも可能であり、集団活動もできていいと思うのですが、市としての考えをお伺いいたします。 以前ちょっと質問したかと思いますが、現場の先生が、少人数学級がいいのか、多人数学級がいいのか、それはいろいろなことがあると思いますが、どちらにせよ、やっぱり複数学級、少人数学級、多人数学級、どちらも取り入れてやったほうが私はいいんじゃないかと思っております。
自然保育では、多様な自然や地域の環境を生かした活動を通して、子供たちの知的好奇心や感性が豊かに育まれ、さらに異年齢の集団活動の中で、コミュニケーションや社会性、自尊心や自己肯定感の向上というものができるというものであり、全国的に注目がなされてきているものだと、そんなふうにお聞きをしているものであります。
最後に、3点目の、これからの望ましい学校のあり方につきましては、まず「1学級当たりの人数は、全ての学級で35人以下が望ましい」との意見、あるいは「20人から30人前後の、ある程度まとまった集団活動の中で発言や活動ができたり、さまざまな意見に触れる環境が望ましい」との意見がありました。
次に、課題といたしましては、さらなる少子化時代を迎えるにあたり、公立小規模保育園において望ましい集団活動を実践できるよう、教育・保育環境の整備を早急に進めていく必要があるため、今後、利用実態や地域の実情を十分踏まえながら、順次園児募集停止、閉園等の方向性も視野に入れて検討していかなければならないことが課題と考えております。
一方で小規模校では、集団が固定化し多様な児童生徒との交流が制限されること、友人関係が固定化し特定の児童生徒の影響が大きくなること、人間関係にトラブルが生じた際にクラスがえなどの対応ができないこと、クラス内の男女バランスが大きく偏る場合が見られること、多様な授業形態がとりにくいこと、教員の配置数が少なく1人の教員の負担が大変大きいこと、クラブや部活動の数が限定されること、集団活動・行事等の実施に制約が
小規模校のよさは認識しておりますが、例えば、クラスがえができず人間関係が固定化すること、また教員配置数が少なく多様な指導形態がとりにくいこと、さらには、行事を実施した際に集団が小さく集団活動の効果が下がってしまうこと、また男女比の偏りが生じやすいことなどの課題も見られます。
統合校では、集団活動や学習活動、学校行事等がそれぞれ活性化するなど、さまざまな面で教育効果が向上しております。 具体的には、児童生徒が増加したことにより、協力し合ったり、議論を深めたり、競い合ったりするなど、相互に刺激し合う場面が増えました。また、学級数及び教職員数が増えたことにより、児童生徒の習熟度や興味、関心に応じた指導ができるようになりました。
しかし、一方で、2つの学年が1つの教室で一緒に学習するため、担任から直接指導してもらえる時間が実質的には半分になって学習内容が定着しにくいですとか、人数が少ないため互いに切磋琢磨する経験が不足する、あるいは運動会ですとか音楽会などの集団活動に制約が生じやすいなどといった課題はなかなか解消できないというものでございます。
小規模な園では、家庭的で細やかな保育や教育ができる反面、園に活気が少ない、友達が固定しやすく交友関係や遊びに広がりが見られない等の問題点も指摘されておりまして、望ましい集団活動を実践できる教育、保育環境を整備することが必要と考えているところでございます。